2022年No27 入院体験記 

6/2(木) 山梨大学医学部附属病院に入院
手術が終わるまで、緊急患者用の部屋に入った
個室で広い

ここで、ロボット支援型腹腔鏡(ダビンチ)による前立腺全摘手術を行う予定

窓から見える景色
中央市玉穂の東側の景色
左が北病棟、右が南病棟

今日は明日の手術の準備を行う
手術の説明、麻酔の説明、その他各種チェック
昼食後、腸の洗浄を行い、そのまま絶食となった

6/3(金)8:30手術室へ
部屋中機械だらけの凄い所に来た感じ。若い医師、若い看護士がいっぱいいて圧倒された
暫くして、麻酔をかけられたので、記憶なし。手術時間は5時間半くらいだそうだ
病室で、はっきり意識が戻ったのは18時頃。体中が痛い。喉、背中、腰、左のふくらはぎが痛くて寝返りもできない。喉が渇きヒリヒリする。手元の痛み止めのボタンを押すと少し眠くなるが、すぐ意識が戻り体が痛い。極めて長い地獄の一晩を苦痛と共に過ごした。もうこんな経験はしたくない。左の写真はダビンチでの手術模様(私ではない)

6/4翌朝8時に朝食が出たが、苦痛であまり食べられない。レントゲン検査も、歩けずに車いすだ。2日目もベッドに張り付けの状態だ。昨晩より楽になったが、苦痛であることに変わりはない。

6/5術後2日目。朝、ドレイン(血を出す管)が抜けた。昼頃点滴、心電図モニター、酸素濃度計が外れ、尿道カテーテルのみになった。ベッドから起き上がることができ、一気に回復した。回復初期の自分の姿を記録

6/7術後4日目 尿道カテーテルをつけて歩き回る姿。2日目午後から急に回復し、時間を持て余すようになった。
ただし左足のふくらはぎは依然として痛くて、歩くのにも支障があった

夢グループで購入したポータブルデッキで、TVのかけ流しを行った。個室なので自由がきいた

肉体的に、苦痛が無くなったので、時間をつぶすのが大変になってきた

6/9術後6日目。4人部屋に移動。この間空いていたので長い間個室に入れてもらった。他の患者の経験を聞き、いろいろ勉強させてもらった。
今の手術はほとんどが切らずに行うことが分かった。したがって、退院が早い

6/10術後7日目。膀胱に造影剤を入れて、膀胱と尿道の様子を検査した。結果膀胱から漏れがあることがわかり。5日間退院を延ばすことになった。ガッカリ!! 本来なら明日が退院日だ

6/11術後8日目。気を取り直して、養生することにした。北棟5階の廊下。何度もお散歩をした

昼食。ご飯は、たきたて感がありおいしい。
量が多くて、食べきれない。が、回復アピールのためほぼ完食した

売店は、土日も開いており、気分転換に何度も来た

北棟の延長工事

休日の入り口。北棟の1階付近にある

自分の部屋から見る景色
初めて八ヶ岳が見えた

南棟デイルームから富士を見る

夕景。
体はほぼ元に戻り、暇を持て余しながら5日を過ごした
6/15術後12日目。検査が通り、尿道カテーテルが抜けた。
元の体に戻ったが、尿漏れがひどく、骨盤底筋体操などの説明を受けた

6/16術後13日目。5日遅れで退院。家で行う養生を病院で行った感じだ。
術後3日目からの回復が目覚ましく、これでガンが根治されるなら、手術してよかったかなと思う。あとは尿漏れ対策に努力するしかない。
留守の間は奥さんにカバーしてもらい感謝します

入院していた北病棟。左から2列目下から2段目の部屋
また医学部付属病院にお世話になるかもしれないので、記録に残します